写真初心者向け- 構図編 -

写真の構図ってなに?

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構図とは?

ミケ
ミケ

「構図」ってよく聞くけど、構図ってなーに?

ちょろ
ちょろ

構図は写真の中で被写体になるものなどの配置のことを言うよ。

被写体の配置によって印象が変わってくるんだ。

写真の構図とは、画面内に被写体や要素を配置するためのデザイン的な要素のことをいいます。
写真の構図を考えることで、被写体をより魅力的に見せたり写真の印象を強くしたりすることができます。

写真の構図には、被写体の配置や画面のバランス、構成要素の関係性などが含まれます。

例えば、三分割構図という構図方法では、画面を縦横に3等分し、被写体を左右対称にならないように配置することで、写真にバランスを与えます。また、対角線構図では画面を斜めに2等分し、被写体を対角線上に配置することで、写真にダイナミックな印象を与えます。

写真の構図は、被写体や撮影状況によって異なるため、写真を撮る前に構図を意識して撮影することが大切です。
構図を考えながら写真を撮ることで、より魅力的な写真を撮ることができます。

代表的な写真の基本構図

三分割構図

三分割構図とは、画面を縦横に3等分してそれらの線上に被写体や要素を配置する構図方法のことです。
三分割構図は、バランスの取れた構図を作りやすく視覚的な安定感を与えることができます。

三分割構図を使う場合は画面を縦横に3等分した線上に被写体や要素を配置します。
これにより画面内の要素が左右対称にならないようにすることで、写真にバランスを与えることができます。
また、三分割構図を使うことで画面内の要素が一定の間隔で配置されるため視覚的な安定感や調和を生み出すことができます。

ただし、三分割構図を使う場合でも必ずしも画面を完全に3等分する必要はありません。
被写体や要素の大きさや位置に合わせて微調整することで、より自然でバランスのとれた構図を作ることができます。

日の丸構図

日の丸構図は、日本の国旗である日の丸のように中央に1つの大きな被写体を配置し、周囲に余白を設ける構図方法のことです。
日の丸構図は、被写体を強調し統一感や調和を生み出すことができます。

日の丸構図を使う場合、被写体は画面の中央に配置し周囲には余白を設けます。
余白の大きさは、被写体の大きさや画面の比率に合わせて調整することができます。
このようにすることで、被写体を中心に配置することができ画面内の要素が調和した印象を与えることができます。

日の丸構図は、特に対象物が中央に位置する場合やシンプルで印象的な写真を撮りたい場合に適しています。
ただし、必ずしも被写体を中央に配置する必要はありません。
被写体の位置や大きさを微調整することでより自然な構図を作ることができます。

対角線構図

対角線構図とは、画面を斜めに対角線で分割し被写体をその対角線上に配置する構図方法のことです。対角線構図は、視覚的なダイナミックさやスリリングな印象を与えることができます。

対角線構図を使う場合、画面を斜めに対角線で分割し被写体をその対角線上に配置します。
このようにすることで、斜めのラインが画面内を貫き視覚的なダイナミックさを生み出すことができます。
また、斜めのラインが被写体を引き立てる効果もあります。

対角線構図は、被写体が対角線上に位置する場合に特に有効です。
ただし、画面の対角線上に被写体を配置することが必ずしも最適な場合ではありません。
被写体の形状や大きさ、画面の比率に合わせて微調整することでより自然でバランスのとれた構図を作ることができます。

二分割構図(シンメトリー構図)

二分割構図とは、画面を上下または左右に2つの領域に分割し被写体をそのいずれかの領域に配置する構図方法のことです。
二分割構図は、シンプルで明快な印象を与えることができます。

二分割構図を使う場合、画面を上下または左右に2つの領域に分割し被写体をそのいずれかの領域に配置します。
このようにすることで、画面をシンプルに分割することができ被写体がより際立った印象を与えることができます。
また、画面の左右対称性や均衡感を生み出すことができます。

二分割構図は、被写体が上下または左右に長い形状をしている場合に特に有効です。
ただし、必ずしも画面を完全に2つの領域に分割する必要はありません。
画面の比率や被写体の位置を微調整することでより自然でバランスのとれた構図を作ることができます。

三角構図

三角構図とは、画面内に3つのポイントを作りそれらを直線や曲線で結ぶことによって被写体を配置する構図方法のことです。
三角構図は、視覚的にダイナミックで興味深い印象を与えることができます。

三角構図を使う場合は画面内に3つのポイントを作り、それらを直線や曲線で結び、被写体をその中に配置します。
このようにすることで画面内に複数の視点や視線を生み出すことができ、ダイナミックで興味深い印象を与えることができます。
また、三角形はバランスがとれていると感じられるため被写体がより際立った印象を与えることができます。

三角構図は、被写体が3つ以上の要素で構成されている場合に特に有効です。
ただし、必ずしも正確な三角形を作る必要はありません。
曲線を使用すると自然で流れるような構図を作ることができます。

額縁構図(トンネル構図)

額縁構図とは、画面内に枠線をつけたような印象を与える構図方法のことです。
額縁構図は、被写体を引き立たせよりシャープで整った印象を与えることができます。

額縁構図を使う場合は画面内に仮想的な枠線を描き被写体をその中に配置します。
このようにすることで被写体が引き立ち、よりシャープで整った印象を与えることができます。
また、枠線の太さや色を変えることでより効果的な表現が可能です。

額縁構図は、被写体が画面内で中央に配置される場合や被写体の周りに空間がある場合に特に有効です。
ただし、必ずしも完全な四角形の枠線を作る必要はありません。
枠線の形状や角度を微調整することで、より自然でバランスのとれた構図を作ることができます。

まとめ

ミケ
ミケ

わぁーいろんな構図があるんだね
覚えるの大変そう…

ちょろ
ちょろ

構図を全部覚える必要はないよ

自分の好きな構図が自然と決まってくるからいろいろ試してみて

もしマンネリ化してるなと思ったら、使ったことのない構図で撮ってみると良いかも

写真を楽しくする上で構図は重要なポイントになってきます。
『主題』を明確にする にもつながってきますが、構図で主役・主題の印象も大きく変わります。
ぜひ構図を意識して撮影してみてください。

コメント

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