写真初心者向け– 基本テクニック編 –

写真の『主題』を明確にするコツ

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ミケ
ミケ

主題?って何?

ちょろ
ちょろ

主題=主要被写体やテーマなんだけど

自分が撮影したいと思った何か(主題)を
写真の中で明確にしていくと良いんだ

ミケ
ミケ

具体的にどんなふうにすればいいの?

ちょろ
ちょろ

分かりやすい例をあげながら説明していくね

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主題を明確にする7つのコツ

主題とは、「主要被写体」や写真のテーマのことです。

写真撮影の上で主題を明確にするとは、撮影する写真のテーマや焦点をはっきりさせることを指します。
主題を明確にすることによって、写真が伝えるメッセージやストーリーが明確になり、観る人が写真を理解しやすくなります。

以下は、写真撮影の上で主題を明確にするためのいくつかのコツです。

テーマを決める

写真を撮影する前に、何を撮影するかを決めることが重要です。
テーマを決めることによって、撮影する写真の焦点を絞ることができます。

写真のテーマとは撮影する写真の内容や意図的なメッセージを表す概念やアイデアのことです。
写真のテーマは撮影したいものや伝えたいこと、または表現したい感情や雰囲気などさまざまなものがあります。

例えば、風景写真のテーマとしては「自然美」や「季節感」などが挙げられます。

テーマを設定することで、写真の撮影や編集においてより意図的に作品を制作することができます。
また見ている人にもテーマが明確であることで作品のメッセージや意図が伝わりやすくなります。

構図を考える

撮影する被写体の配置や背景、フレームの選択などの構図を考えることが大切です。
構図を工夫することで主題を強調することができます。

構図は、写真を撮る際に非常に重要な要素の一つです。
良い構図を考えることで写真の見栄えが良くなり、見ている人に強い印象を与えることができます。

画面のバランス、被写体と背景の関係、視線の流れ、形状や模様などで見せるなど様々な構図が考えられます。

フォーカスを合わせる

被写体に対して正確なフォーカスを合わせることが大切です。
被写体にピントを合わせることによって主題をはっきりさせることができます。

写真のフォーカスとは被写体に焦点を合わせてそれ以外の部分をぼかしたりシャープに写したりすることです。

フォーカスは、被写体の距離や大きさ、レンズの焦点距離、絞りの数値などによっても変化します。
写真の表現力を高めるために重要な要素の一つです。
慣れてくると被写体の特徴や状況に応じて最適なフォーカスを設定することができます。

色合いを考慮する

色彩は写真にとって非常に重要です。
被写体の色合いを考慮することによって写真の雰囲気やメッセージを伝えることができます。

色相、彩度、明度、色の組み合わせなど様々な要素があります。

例えば、対比のある色の組み合わせを使うことでより鮮やかな一枚にすることができます。

時間帯を選ぶ

撮影する時間帯によって写真の雰囲気やメッセージが変わります。
時間帯を選ぶことによって主題を明確にすることができます。

朝や夕方の時間帯は、太陽の位置が比較的低く光が柔らかくなるため被写体に自然な陰影がうまれます。
また、朝日や夕日自体が美しく写真をより印象的なものにしてくれます。
夕方の時間帯は「ゴールデンアワー」と呼ばれ、暖色系の美しい光が被写体に当たるため、風景写真やポートレート写真など幅広いジャンルの写真において美しい表現が可能となります。

視点を変える

同じ被写体でも視点を変えることによって、異なる表情やメッセージを伝えることができます。
視点を変えることによって主題を明確にすることができます。

上から見下ろすと広い視野を表現したり、下から見上げることで圧迫感が生まれたり、横から撮影することで奥行きを表現したりとさまざまな表現が可能になります。

まとめ

ちょろ
ちょろ

なんとなく伝わったかな?

自分が撮影したいと思った時、何をどう撮りたいかと
カメラを構える前に一度考えるようにしてみると良いかも

ミケ
ミケ

綺麗だなって思ったらすぐカメラ向けてた…

なるほど、ちょっと一呼吸おいて考えてみる
どうしたらその撮りたいものが美しく写るかとか

「主題」について書いてきましたが、主題を生かすうえで「副題」も考えていくとより写真の楽しさが増えていくと思います。
主題と副題の関係性など様々な要素が含まれていくとより写真が奥深いものになっていくのではないでしょうか。

コメント

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